こんにちは。弁護士の谷原誠です。
最近、当メルマガで「雑談」をテーマとして取り上げることが多くなりました。
そのため、お会いする方から、雑談にまつわる、いろいろなエピソードや相談などをお話しいただく機会が多くなりました。
先日、このような質問を受けました。
確かに、雑談で自分の言いたいことばかり話したがる人はいます。
そのタイプの人は、こちらが違う話題を振っても、聞いているのかいないのか、軽く相槌を打つくらいで、また自分の話に引き戻してしまいます。
この相談をした方は、どちらかというと会話がうまく、話好きなタイプ。
自分の雑談スキルに自信があるだけに、相手との「言葉のキャッチボール」が成立せず、いつもの調子が出ない状況に、強い不安を持ってしまうようでした。
また、単純に、そういったタイプの人と会話をするのがつまらなくて、うんざりしてしまうことへ不満があるのかもしれません。
しかし私は、その方に対して、このように答えました。
私が、このメルマガで取り上げているのは、仕事の場で行う雑談。
その目的を達するための雑談の在り方を考えると、相手が自分の話したいことを気持ちよく話し、こちらが聞き役に回る形は、まさに理想形です。
多くの人は、その状態に持っていくためにこそ、相槌を打ったり質問したり、話題を先導したりといった工夫しているのです。
まったく信頼していない人に、自分の考えやプライベートな話をする人はあまりいません。
相手が自分のことを話し続けるということは、あなたがすでにある程度気に入られ、信頼されているということかもしれません。
しかし、雑談の目的を、ビジネスではなく、「自分が楽しみたいから」というのであれば、私の話は当てはまりません。
自分が雑談を楽しむためには、自分の話をしなければなりませんので、
「自分の話しかしない人と話す時に、どう相手の話に割り込んで自分の話をするか?」
という、別のテクニックになります。
私が思うに、雑談には目的があります。
ビジネスが目的なのか、友人との信頼関係強化なのか、恋愛なのか、自分が楽しみたいからなのか、それぞれの目的によって、雑談の仕方が異なってくるでしょう。
「雑談はこうあるべき」という考え方を捨てて、その場その場の目的にあった雑談を心がける方がよいと思います。
今回は、ここまでです。
ゴールデンウイークが終わりました。
今回は、よく思索しつつ本を読みました。
私は本を読むのが早い、と思われているようです。
しかし、実は、結構遅いです。
ビジネス書が多いのですが、自分と対比しながら、考えながら読み進むので、遅くなってしまうのですね。
今回の読書、今後の仕事に生かせそうです!(*・`д・)ガンバルッス!!
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
そして、また次回もぜひ読んでください!
では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。