しかし、わかってはいても、「どうしても続かない」という悩みを持っている方は多いと思います。
個人的な話ですが、1年半ほど、筋トレを続けています。
体を4つの部位に分け、毎朝マシンを使って鍛えています。
昔、大学体育会にいましたので、トレーニング自体は初めての経験ではありませんが、年齢的なものもあり、きついです。
最近、世間でもトレーニングがちょっとしたブームです。
トレーニングを始める人が多くなったこともあり、広告や雑誌で「かっこいい体になる」「異性にもてる」「健康になる」といった煽りの言葉をよく見るようになりました。
やりたくない日も多数あります。
そんな日にもモチベーションを維持することができるでしょうか?
実は私は、このような言葉ではほとんどモチベーションが高まりません。
その理由は、あいまいさです。
「かっこいい体」とは何なのかわかりにくいですし、体を鍛えたからといって異性にもてるとはかぎりません。
健康も具体的に改善したい部分がないと抽象的です。
そのような目標をもとに、毎朝、眠い目をこすりながら継続する自信がありません。
漠然とした目標は、容易に言い訳に転化します。
上に書いたように「鍛えたところで何になるんだ」と疑うことができれば、つらい時に、やめる理由づけができてしまうのです。
自分にはそのような弱さがあるからこそ、もっと明確な目標が必須です。
この言葉では余計にあいまいだと感じるかと思いますが、具体的には、ノートをつけており、「何キロを」「何回」「何セット」行ったか、全て記録しています。
昨日より、回数を一回でも多く、負荷を一キロでも重くするといったように、「数値」を基準にして、過去を超えることを毎日の目標とするということ。
心が折れそうになると「昨日の自分に負けていいのか」と自分に問いかけています。
そうすると、負けず嫌いの私は、「ちくしょう。負けてたまるか!」と気合いが入るのです。
もちろん、これは私の個人的な性質に基づく方法ですから、誰にでもあてはまるノウハウとしてお勧めするわけではありません。
というより、この方法が向いている人がどれだけいるのか微妙な気もします。
実際、知人にこの話をすると、「うわっ、ストイックですね~」と言われます。
しかし、そうしないと、続けられないのです。
ストイックなのではなく、自分の意志の弱さを知っているために、自分の意志をコントロールするために、この方法をとっている、ということです。
勉強でも運動でも仕事でも応用できる、自分なりの「継続」の必勝パターンがあれば、様々なことに自信が生まれるのではないでしょうか。
「今日は、昨日の我に勝ち、明日は下手に勝ち、後は上手に勝つと思い、千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とすべし」
宮本武蔵
さて、好評の2冊。
雑談が苦手な人のために。
「雑談の戦略」(大和書房)
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すでに6万部!
人を動かすのは、命令より質問です。
「『いい質問』が人を動かす」(文響社)
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今日は筋トレの話を書きましたが、休みなしに続けているか、といえば、そういうわけでもありません。
週1くらいは休みます。
寝たりないときや疲れがたまっているときは、休みます。
理由は、その状態で筋トレをしても、
「昨日の自分に勝てないから」
です。
勝てない勝負はしない、ということです。
負けず嫌いなのですね~。
(*・`д・)ガンバルッス!!
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
そして、また次回もぜひ読んでください!
では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。