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思い切り泣いていますか?

2014年02月17日

泣く

「泣きながらパンを食べたことのない者、

夜な夜な涙で枕をぬらしたことのない者には、

人生の本当の味はわからない」

ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』

泣くことは、人間にとって自然なこと、
そして成長していく上で大切な行いです。

私たちは、人生の節目節目で泣いてきたのではないでしょうか。

生まれたとき、私たちは泣いていました。

新しい世界にふれ、不安だったのか、
恐かったのか、それとも嬉しかったのか、

自分の感情を思い切り声に託して、
体全体をふるわせ、涙を流したのです。

私たちは、それからも泣きました。

困ったとき、何かを欲するとき、
私たちは泣き声をあげました。

自分の体が痛むとき、心が痛いとき、
私たちは泣きました。

自分のしたことを激しく悔やむとき、
謝罪の言葉とともに涙が出ました。

誰かの温かい気持ちにふれ、
感謝の気持ちとともに涙があふれ出ました。

大事な時に力を尽くせなかったとき、泣きました。
力を尽くしても思いが叶わなかったとき、泣きました。

大好きな人と別れるとき、泣きました。
大好きな人が死んだとき、泣きました。

他の人の悲しみや痛みがわかるようになると、
その人に心を寄り添い泣きました。

本を読んで泣き、歌を聞いて泣き、
話を聞いては泣きました。

そうやって私たちは、少しずつ成長してきたのです。

そうやって私たちは、いまも人間らしく生きています。

 
感動のまま涙を流すとき、
自分の心が洗い清められるような気がします。
 
それは美しく尊い涙です。

感情を押し殺すのではなく、あふれるがままにするなら、
前より元気になっている自分に気づきます。
 

泣くことは、生きること、成長していくこと。

泣くことで、私たちは、人間らしく生き、
愛する人たちともつながっていけます。
 

人は泣きながら生まれてきます。
 
そして、泣くたびに
新しい自分に生まれかわるのかもしれません。

きっとよくなるヒント

泣くことで成長していける。

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編集後記

前にも紹介しましたが、泣ける小説です。

百田尚樹著『永遠の0』
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浅田次郎著『壬生義士伝』
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読んでくださってありがとうございます!

今日も、あなたに良いことがたくさんありますように。

Vol.926

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