相手に対する要求水準を
最初から低めに設定しておくことは、
人間関係をスムーズにする
いちばんの方策だ。
by斎藤茂太
相手も、自分もです。
100%を要求して、いつも100%の結果を出せる人って、
そういないのです。
小学1年生のテストで、初めの頃は100点は取れるけれど、
学年が上がるにつれて、だんだん取れなくなってきます。
それは、その子ががんばっていないからでなく、
ダメだからでもありません。
ただ単に内容がだんだん難しくなってくるからです。
中学・高校生になると、
100点を取れなくなるのが普通です。
すごくがんばっている子でも間違えます。
できないことがあるのです。
そういうものです。
先生だって間違えます。
国語がよくできる先生でも
数学はさっぱりできません。
数学がよくできる先生でも、
英語はしゃべれません。
でも、それでいいのです。
自分もいつも100%を要求されたら、
きついものです。
人には50%くらいでいんじゃないかな。
できるときもあるし、できないときもある。
してくれるときもあるし、してくれないときもある。
70%だったら、もっと感謝できる。
そう思っていると、すこし気が楽になりませんか。
人に多くを要求し過ぎない。
【出典】絵本『モタさんの言葉』斎藤茂太(文) 松本春野(絵)
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ちいさなテノヒラでも
やなせたかし
ちいさなテノヒラでも しあわせはつかめる
ちいさなこころでも しあわせはあふれる
わたしのゆびをしめらせて
こんなにあめはふるけれど
にぎりしめたてのなかに
ほんのちいさなしあわせがある
私はこの詩が好きです。
読んでくださってありがとうございます!
今日も、あなたに良いことがたくさんありますように。
Vol.923