アメリカの作家ジャック・ウッドフォードの言葉に次のようなものがあるそうです。
私たちは、褒められると、自尊心が満足し、褒めてくれた相手に対して好意をいただきます。
しかし、自分が感じていること、関心があること、自信があることなどを話している時、相手がその話しに心を奪われているならば、褒め言葉を言われるよりも、さらに相手に対して好意を抱くだろう、ということだろうと思います。
共感されれば仲間と感じ、自信がある話について、「すごい」などと言われれば自尊心が満足します。
そして、相手に好意を抱く、ということですね。
ところが、私は雑談をするときに一方的に話すことはほとんどありません。
大抵聞き手に回っています。
それで「話し上手だ」などと言われることがあるのです。
つまり、雑談においては、如何に上手に話すか、よりも、いかに楽しく話ができたか、という感情の方が重要だ、ということではないか、と思います。
だから、上手に質問され、楽しく話ができた時、自分がたくさん喋っていても、
「あー、楽しかった。あの人は雑談上手だなあ」
などと感じるのではないでしょうか。
私は、昔も今も雑談が苦手です。
しかし、雑談で仕事を乗り切って、今があると思っています。
雑談が苦手な人が、如何にして雑談を武器にして仕事を乗り切っていくか、本にしましたので、参考にしてください。
「雑談の戦略」(大和書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/447979543X/
質問力を鍛えたい人は、発売3日で増刷のこちらを。
「『いい質問』が人を動かす」(文響社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073499/
新刊が2冊出て、やれやれと言った感じです。
本業は弁護士ですので、その合間に本を1冊書き上げるのは、簡単ではありません。
今回の質問の本は、以前に書いた「人を動かす質問力」(角川書店)の焼き直しなので、良いのですが、雑談本は、1冊書き上げなけ
ればなりませんでした。
平日は無理なので、どうしても週末作業になってしまいます。
でも、一生懸命書いたので、少しでも雑談が苦手な人のお役に立てればと思っております。
「雑談の戦略」(大和書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/447979543X/
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
そして、また次回もぜひ読んでください!
では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。