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話してないのに雑談上手?

2016年10月11日

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アメリカの作家ジャック・ウッドフォードの言葉に次のようなものがあるそうです。

「どんな褒め言葉に惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる」

私たちは、褒められると、自尊心が満足し、褒めてくれた相手に対して好意をいただきます。

しかし、自分が感じていること、関心があること、自信があることなどを話している時、相手がその話しに心を奪われているならば、褒め言葉を言われるよりも、さらに相手に対して好意を抱くだろう、ということだろうと思います。

共感されれば仲間と感じ、自信がある話について、「すごい」などと言われれば自尊心が満足します。
そして、相手に好意を抱く、ということですね。

私は、稀にですが、「話し上手だ」と言われることがあります。

ところが、私は雑談をするときに一方的に話すことはほとんどありません。
大抵聞き手に回っています。

それで「話し上手だ」などと言われることがあるのです。

つまり、雑談においては、如何に上手に話すか、よりも、いかに楽しく話ができたか、という感情の方が重要だ、ということではないか、と思います。

だから、上手に質問され、楽しく話ができた時、自分がたくさん喋っていても、
「あー、楽しかった。あの人は雑談上手だなあ」
などと感じるのではないでしょうか。

私は、昔も今も雑談が苦手です。

しかし、雑談で仕事を乗り切って、今があると思っています。
雑談が苦手な人が、如何にして雑談を武器にして仕事を乗り切っていくか、本にしましたので、参考にしてください。

「雑談の戦略」(大和書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/447979543X/

質問力を鍛えたい人は、発売3日で増刷のこちらを。

「『いい質問』が人を動かす」(文響社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073499/

【編集後記】

新刊が2冊出て、やれやれと言った感じです。
本業は弁護士ですので、その合間に本を1冊書き上げるのは、簡単ではありません。

今回の質問の本は、以前に書いた「人を動かす質問力」(角川書店)の焼き直しなので、良いのですが、雑談本は、1冊書き上げなけ
ればなりませんでした。

平日は無理なので、どうしても週末作業になってしまいます。
でも、一生懸命書いたので、少しでも雑談が苦手な人のお役に立てればと思っております。

「雑談の戦略」(大和書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/447979543X/

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
そして、また次回もぜひ読んでください!

では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。

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