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交渉ごとに自信がない人は?

2016年01月12日

交渉

ビジネスやプライベートで交渉することが多いと思いますが、慣れていないと、自信のなさが表に出てしまうことがあります。

そんな時は、どうしたら良いでしょうか?

交渉に臨む際は、なるべくなら相手に触れてほしくない、こちらに不利な情報、都合のよくない事実があるものです。

このような場合、その事実があることそのものによる不利もさることながら、そのことが頭を離れず、不安な状態、自信があまりない状態で交渉に臨むことにより、交渉をより不利な状況にしてしまうことがあります。

自信がないことが相手にわかってしまうと、相手は強気になります。

強気な相手には、許容できるレベルまで相手に譲歩してもらうことができず、最終的に自分が
譲歩するしかなくなる危険性が高くなります。

交渉上手は、相手の細かい変化に敏感です。

口調や表情、しぐさ等を細かく観察し、相手の心理を読んでいます。

自信の無さが外見に出てしまう人は、交渉家としてのレベルが低いと言わざるを得ません。

私は25歳で弁護士になりましたが、当初はベテランの弁護士等が交渉相手となった時、この自信の無さが伝わってしまい、芳しい結果が得られないことが多くありました

今回は、その経験から学んだ、どのような状況でも自信をもって交渉を行う方法を紹介します。

まず一つ目は、言うまでもないことですが、交渉の事前準備を怠らないこと。

自分が弱い部分には目をそむけたくなるものですが、ウィークポイントこそ徹底的に洗い出し、調べつくさなくてはなりません。

そして、交渉上手であれば突いてくるであろうポイント、投げかけてくるであろう質問を想定し、一つ一つ答えをシミュレートし、あらゆる問答が想定内といえるようにします。

しかし、どんなに準備しても、交渉の現場では、「うっ」とうろたえるような、想定外の言葉があります。

そこで、様々な想定外の出来事にも動じず、表情やしぐさに出さないために重要なことがあります。

それは、「自信がなくても、あるように振る舞う」ことです。

しかし、それは単なる「演技」や「ハッタリ」ではないことに注意してください。

取ってつけたように自信満々であるかのような演技をしても、経験値の高い人にはやはりバレます。

重要なのは、実は交渉をしている時以外の生活です。

仕事だけではなくプライベートでも、一日中自信があるようにふるまうことが大切です。

そうすると、心にはある変化が生じます。

心理学には、不協和解消理論というものがあり、心と行動が矛盾する行動をした場合、その矛盾を解消しようと、心が外面について来ます。

良い意味で自信家であることは、成功するビジネスパーソンが共通して持つ資質でもあります。

もちろん、一朝一夕にできることではありませんが、普段の生活から言動を見直してみるとよいかもしれません。

「確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動せよ。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる」
(ゴッホ)

【編集後記】

一昔前は、「正月ボケ」と言って、新年始まってから、しばらくは仕事のエンジンのかかりが悪い人が多かったように思えます。

しかし、近年は、周りを見回しても、あまり正月ボケになっている人を見かけません。
私たちの意識が変化してきたのでしょうか。

そういえば、「新年会」もめっきり減りましたね。
20年くらい前は、「忘年会」をやったら、必ず同じメンバーで「新年会」をやっていたような・・・

今のところは、仕事に一生懸命で、「忙年会」という感じです。

今年も頑張ります。
(*・`д・)ガンバルッス!!

また、一年、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

そして、また次回もぜひ読んでください!

では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。

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