人の諸々の愚の第一は、
他人に完全を求めるということだ。
司馬遼太郎
「だれかが罪を犯したら何度許さねばなりませんか。
7回までですか」
と弟子から聞かれたキリストは、
「7回どころか、7の70 倍まで許しなさい」
と言いました。
7というのは、この時代には「完全性」を意味しました。
その70 倍というと……。
つまり、際限なく許しなさいということです。
ほとんどの人は、
許されたという意識がないかもしれません。
そう、気づかれないくらい、さり気なく、許されてきたのです。
母親が小さな子どもを許すようなものです。
約束を破っても、嘘をついても、物を壊しても、
母親は叱った後に愛情をこめて許してくれたはずです。
あなたもそう。
わたしもそう。
これまでの人生で失敗や過ちのない完璧な人間など
一人もいません。
だれもがどこかで失敗をして、何度もまわりの人に
許してもらってきたのです。
それをよく自覚している人は、
自分が許してもらえたことに感謝しています。
そして、人の過ちにも寛大になれるのです。
愛をもって許し合う。
【出典】中井俊已著『イラッとしたとき やさしい気持ちになれる本』
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金子みすゞさんの詩です。
わらい
それはきれいなばらいろで、
けしつぶよりかちいさくて、
こぼれて土に落ちたとき、
ぱっと花火がはじけるように、
おおきな花がひらくのよ。
もしもなみだがこぼれるように、
こんなわらいがこぼれたら、
どんなに、どんなに、きれいでしょう。
読んでくださってありがとうございます!
今日も、あなたに良いことがたくさんありますように。
Vol.918